Naruto Shippuden Manga Capitolo 677 ITA Spoiler

NARUTO - ナルト - 第677|ナルト677

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  1. DarkVincy98
     
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    Naruto Shippuden 677
    ITA



    Titolo: ??? .



    Data di Uscita in JAP: Maggio 2014
    Data di Uscita in ITA: Maggio 2014




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    Credits [???] per il Capitolo ITA
    Prossimo Capitolo: Naruto 678
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  2. Viktor
     
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    ミナト「どうなってるんだ…」

    里の中心部にそびえ立つ大きな樹。そこから無数の”繭”が垂れ下がっている。

    ミナト「!」

    シュルルル…

    新たな根を伸ばす神樹。 その先には呆けたように月を見つめる一人の青年がいた。

    ミナト 「危ないっ!!」

    叫ぶミナトだが、青年は呼びかけにも全く反応しない。
    あっという間にぐるぐると巻かれ、また新たな繭が完成する。

    ミナト 「いったい何が…」

    ふと月を見上げるミナト。

    ミナト(なんだあの模様は…十尾の輪廻眼…?)
       (これがマダラの目的?)

    そして再びミナトは里を見下ろす。
    見覚えのある街並みに、懐かしさ、そして憤りを覚える。

    ミナト(何が目的なのかは分からないけど…これは絶対に許されることじゃない…!)

    仙人モードでチャクラ探知を試みるミナト。

    ミナト(ナルトは…無事だ! それにサスケ君、カカシも一緒か…)
       (二代目様、ヒルゼン様も無事…ということは…?)

    落ちていた時空間クナイを咥えると、ミナトは扉間の元へ飛んでいく。


    一方、扉間も突然の状況に驚いていた。
    大蛇丸に声をかけるが、もちろん反応はない。

    扉間(こやつほどの忍でもこれほど容易く…)

    そこに時空間忍術で現れるミナト。

    ミナト 「二代目様!」

    扉間  「四代目、やはり貴様も無事だったか」

    ミナト 「いったい何が!?」
        「里はもう壊滅状態です…!」

    扉間  「マダラの術”無限月読”が発動したのだ」

    ミナト 「無限月読…」

    扉間  「恐ろしい術だ…穢土転生の身でなければワシですら逃れることはできなかっただろう」

    ミナト 「やっぱり…! ヒルゼン様も生きているようですし、穢土転生には効かないようで…」

    扉間  「とにかく今のマダラと1対1で戦えば、万が一にもワシらに勝ち目はない」
        「全員で力を合わせねば…」

    ミナトの腕を見る扉間。

    扉間  「その両腕、やはり回復せぬか」

    ミナト 「ええ、チャクラ自体は回復していますが…」

    扉間  「ワシに掴まれ、飛ぶぞ」

    ミナト 「お願いします」

    扉間たちは時空間忍術で柱間の元へ。

    同時刻、ビーは輪廻眼の浮かぶ月を眺めて立ち尽くしていた。

    ビー(ヤバイ紋様、意識飛びそう♪ できない抵抗♪)

    八尾(おいビー! なんでこんな時にまでビート刻んでやがる! しっかりしろ!)

    精神世界でビーを幻術から呼び戻す八尾。

    ビー 「おお、助かったぜぱっつぁん」

    八尾 「あの術…かなり強力だな」
       「恐ろしい瞳力だ」

    周囲の忍たちが全て繭に包まれている光景を見渡すビー。

    ビー 「圧倒的壮観、恐ろしい予感♪感じる悪寒♪」

    暢気にラップをかますビーに八尾は呆れ気味。

    八尾 「お前な…言っておくがおれのチャクラは足1本分、ほとんど戦闘には役に立たないんだぞ」
       「月から出てるこの瞳力…六道のジジイと同じかそれ以上の力と思った方がいい」
       「今の状態じゃ全く太刀打ちできないぞ」

    ビー 「そうかもな」

    そう言って歩き出すビー。

    八尾 「どこ行くんだ」

    ビー 「ナルトの所さ。俺が大丈夫ならナルトも大丈夫なはずだ」
       「おそらく連合軍の忍たちは全員…やられたろうな」

    八尾 「そうだな…」

    ビー 「それに俺にはコイツもいる」

    鮫肌を指差すビー。

    ビー 「チャクラ使いすぎで疲労、たくさん食べろ相棒♪」

    鮫肌 「ギャギギ」

    ビー 「ナルトに再会、反撃の再配♪」


    場面変わり、柱間の元に現れる扉間たち。

    柱間 「扉間、それに四代目…」
       「お主らにも幻術は効かぬようだな」

    扉間 「兄者…動けるか?」

    柱間 「いや、点穴を突かれてチャクラが全く練れぬ状態ぞ」
       「それにしてもマダラの奴…本当に始めおったか…」

    扉間 「あの時殺しておかぬからだ」

    千手とうちはの最後の戦いを思い返す扉間。

    扉間 「あれほどマダラを殺せと言い続けてきたのに…予想できたことだろう」
       「だいたい終末の谷で仕留めたはずではないのか?」

    柱間 「ああ、確かに殺したはずだったが…」

    扉間 「……」

    柱間 「何とかもう一度ケジメを付けたいが、この棒が抜けんことには…」

    扉間 「行くぞ兄者」

    柱間 「行くとな?」

    扉間 「ナルトたちの所だ、ワシも同じ棒でやられたがサスケが抜いたのだ」

    柱間 「あのうちはの少年か…この棒に触れられるとはのう」

    扉間 「行くぞ」

    ミナト、柱間を連れてサスケの元へ飛ぶ一向。

    ナルト 「!」
    カカシ 「ミナト先生!」
    サスケ 「……」
    サクラ 「!!」

    柱間  「これは…須佐能乎か?」

    天井を覆う須佐能乎を見渡す柱間。

    サスケ 「ああ、あの月の光を遮ってる」
        「それより…アンタ達にあの幻術は効かないのか?」

    扉間  「そのようだな」

    柱間  「お主のその眼…輪廻眼を開眼したか」

    扉間  「それにナルト、お前のこの黒い球はマダラのものと同じものか?」

    ナルト 「たぶん同じものだってばよ」

    ミナト 「君たちいったい何があったんだい?」

    ナルト 「まあいろいろとね! 六道仙人に会ったんだ!」

    驚く一同!!

    カカシ 「六道仙人…!?」
    サクラ 「会ったってアンタ大昔の人なのよ!」

    ナルト 「おれもよく分かんねーんだけど、サスケも会ってるぞ」

    またもや驚く一同。
    そんなほのぼのムードをサスケが一蹴する。

    サスケ 「そんな話は後だ、いつ敵が襲い掛かるか分からん」
        「簡単に状況を説明するから聞け」

    ミナト 「そうだね…」

    サスケ 「マダラが神樹を取り込んでまた強くなったようだ」
        「輪廻眼を二つとも取り戻して、眼には見えない4体の分身体を操る」

    ミナト 「見えない分身か…厄介だね」

    カカシ(さっきナルトが戦ってたのはそれか…)

    ナルト 「おれは感知できるし、サスケは見えるからこの分身はおれらで対処できるってばよ」

    サスケ 「だが問題はあの幻術だ…おれはともかく、ナルトは対抗できないだろう」

    ナルト 「ちょっとの幻術ぐらい大丈夫ってばよ!」

    サクラ(あたしなんて…まるでいないみたい…)

    サスケ 「バカ言え…あれは輪廻眼の瞳力を使った幻術」
        「同じ眼を持つ者にしか対抗はできん」

    扉間  「そうなるとまずはワシらの出番だな…あの幻術もワシらには効かぬ」
        「それより、まずは兄者の棒を引き抜いてくれぬか?」

    柱間  「待て、これはむやみに触れない方が…」

    ナルト 「大丈夫だってばよ!」

    ナルトは求道棒を掴むと、一気に引っこ抜いていく。

    柱間  「この棒に触れられるとはのう…六道の力を得たか」

    ナルト 「ああ、六道仙人に力を貰ったんだ」

    そして最後の1本を引き抜くナルト。
    と同時に、崩れかけていた塵あくたが再び柱間の体へ集まっていく。

    柱間  「おお…チャクラが回復するのを感じる…!」
        「礼を言うぞ、ナルト」

    ナルト 「いいってばよ! それより父ちゃん…その腕、まだ治ってないの?」

    ミナト 「そうだね、印も結べなくて困るよ」

    ナルト 「ちょっと見せてくれってばよ」

    両肩に手を当てるナルト、みるみる内に腕が再生していく。

    ミナト 「!!」
        「凄い! どうやったんだいナルト!!?」

    ナルト 「はは、おれもよく分からねえってばよ」

    サスケ 「無駄な会話はやめろ、いつ侵入してくるか分からんぞ」

    柱間  「それより先にこっちから仕掛けようぞ」
        「オレももうすぐ戦えるようになるはずだ」

    扉間  「まずワシが偵察に行こう、時空間忍術があるからな」

    ミナト 「ご一緒します」

    手をグーパーさせるミナト。

    ミナト 「うん、これで印も結べる! 助かったよナルト!」

    ナルト 「いいってばよ!」

    扉間  「念の為全員にマーキングを付ける…四代目、お前もやっておけ」

    ミナト 「ええ、分かりました」

    そういって二人は全員に時空間忍術のマーキングをつける。

    柱間  「よし、それではワシもチャクラが回復しだい向かう」
        「お主は須佐能乎で守る必要があるだろう」
        「ワシらがあの術を止めるのをここで待つのだ!」

    サスケ 「ああ」

    ナルト 「それじゃ頼むってばよ!」

    そう言うナルトの顔をじっと見ているミナト。

    ミナト(ありがとうナルト…もう一度里を救うチャンスをくれて…本当にありがとう)

    ナルト 「?」


    扉間  「行くぞ四代目!」

    ミナト 「はい!」

    時空間忍術で飛んでいく扉間とミナト。

    次週へ。

    以上、ナルト678話の予想でした。
    いつも通り、水曜日になったら確定レスまとめますね。
     
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1 replies since 15/5/2014, 21:12   91 views
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